テレビ番組や映画、CMのスクリーン上で、出演者のメガネが光を反射して目が隠れていたり、鼻からズレ落ちていたりするのを目にしたことはないでしょうか。
そんな「見栄えの違和感」をプロの技術で解消し、日本で唯一の「グラスフィッター」として活動するのが森一生(もり いっせい)さんです。
笑福亭鶴瓶さんや中居正広さんといった著名人のスタイリングを一手に引き受けております。
単なるコーディネートを超えた「フィッティング」の重要性を発信し続ける、メガネ業界きってのスペシャリストの素顔に迫ります。
そんな森一生は何者なんだろうか、Wiki的プロフィールやメガネ姿が話題のグラスフィッターの経歴など調べてみましたので、最後までご覧。ください
森一生さんのWiki的プロフィール
森一生(もり いっせい)さんは、日本でただ一人「グラスフィッター」という肩書きで活動する、アイウェアの演出家です。
株式会社「いっせいのーせ」の代表取締役を務め、2019年には自身のアイウェアブランドである「Re:See(リシー)」を設立しました。
彼は「メガネを正しくかけてほしい」という強い信念を持っており、単なるファッションアイテムとしての提案にとどまらず、顔に合わせた精密な調整を行う「フィッティング」を活動の主軸に置いています。
その活動範囲は広く、数々の人気ドラマや映画、広告における著名人のメガネスタイリングを担当するほか、日本最大の眼鏡展「IOFT」で実施される「日本メガネ大賞」の審査委員も歴任しています。
また、雑誌やSNSでは自らメガネ撮影を行うフォトグラファーとしても活動しており、多角的な視点からメガネの魅力を伝えています。
拠点となる原宿の店舗には、アイウェアを通じて新しい文化を生み出すためのイベントスペース「Re:See perk」も併設し、業界の枠を超えた発信を続けています。
グラスフィッターの仕事とは
グラスフィッターとは、フレームの選定(スタイリング)だけでなく、現場での精密な「かけ具合の調整(フィッティング)」までを一貫して担う専門職です。
森さんは、どんなに高価でデザインが優れたメガネであっても、正しくかけられていなければその価値は半減し、かけた人の印象も損なわれてしまうと考えています。
そのため、撮影現場にはヤットコ(調整器具)やハンディレフ(視力測定器)を持参し、ミリ単位の調整を行うことから「動くメガネ屋」とも称されます。
また、映像作品において特に重要となるのが、レンズの反射対策です。
森さんは、撮影時の照明による乱反射を防ぎ、演者の目元をクリアに魅せるための独自の「美See(ビシー)レンズ」を標準化しました。
一般的なデモレンズはコーティングがなく光を跳ね返してしまいますが、美Seeレンズは透過率が高く、表情を殺さずにキャラクターの個性を引き出すことができます。
このように、「見る」ための道具であるメガネを、第三者から「見られる」際にも美しく機能させるのが彼の仕事の本質です。
彼はメガネを「人にかけてもらって初めて完成するプロダクト」と定義し、コミュニケーションを通じて最適な一本を導き出しています。
森一生さんの経歴
森一生さんのキャリアは、20歳の時に京都のセレクトショップ「オーグリー(現・オーグリーラコンテ)」でスタートしました。
その後、代官山のショップ「アバーロ」へ移りますが、この店舗勤務時代に抱いた「はがゆさ」が現在の職業の原点となっています。
当時、映画や広告にメガネを貸し出しても、オンエアを見るとメガネがズレていたり似合っていなかったりすることが多く、プロが現場で直接調整する必要性を痛感したためです。
この強い動機から、彼は店舗を辞めて「グラスフィッター」としての活動を開始しました。
彼の名を広く知らしめた実績の一つに、笑福亭鶴瓶さんのスタイリングがあります。
鶴瓶さんの代名詞だった丸いメタルフレームをトニーセイムのウェリントン型などに変更し、イメージを崩さず若々しい印象へ一新させたことで、大きな反響を呼びました。
また、中居正広さんが司会を務めた音楽番組『カミスン!』では、ニュースキャスター風の衣装に合わせて毎回異なるメガネを提案し、視聴者の間で話題となりました。
映像作品では、ドラマ『安堂ロイド』の柴咲コウさんにオポープのフレームを合わせたりしております。
さらには、映画『ワイルド7』では出演者全員のメガネをコーディネートするなど、
役柄の性格や時代背景(1970年代設定の『ブラックボード』でのサーモントフレーム提案など)を完璧に捉えた仕事で、制作現場から絶大な信頼を獲得しています。
森一生さんのまとめ
森一生は何者?Wiki的プロフィール 日本で唯一のグラスフィッターであり、ブランド「Re:See」の代表。芸能界や映像制作の現場で厚い信頼を得るアイウェアの第一人者です。
グラスフィッターの仕事とは 単なるスタイリングに留まらず、現場での精密なフィッティングや「美Seeレンズ」の使用により、かける人の魅力を100%引き出す専門職です。
森一生さんの経歴 店舗勤務時代の課題意識から、現場で調整を行う新領域を確立しております。
鶴瓶さんや中居さんらのスタイリング、数々のヒット映画・ドラマへの貢献を経て、現在はメガネ文化のアップデートに邁進しています。
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