本記事では、生成AIの高校教科書への導入背景やメリットデメリット、さらには文部科学省が提唱するAIリテラシー教育について記載しております。
生成AI(人口知能を用いたコンテンツ生成技術)が近年、急速に発展し、教育分野にもその注目が集まっています。特に2026年度から導入される予定の高校教科書です。
高校教科書への導入ニュースを見て、影響や活用方法について詳しく知りたいと思いました。
高校教科書ができるまで
高校の教科書は、文部科学省の検定を経て各学校に導入されます。
その流れは次のとおりです。
出版社が教科書を作成
↓
文部科学省の検定
↓
学校での採択
↓
授業での活用
となります。
もう少し詳しく説明しますと、文部科学省の検定ですが、内容や正確性や教育方針との適合性を審査します。
そして、最も採用に影響するのが学校での採択です。各学校が採用する教科書を決定するというところです。ここで各出版社が営業活動を行うのではと想定されます。
教科書が授業で活用されるまでの課程は少ないですが、その精査内容や作成する内容と中身がかなり時間がかかることのようです。
高校教科書へ生成AIが登場
2025年度以降の高校教科書では、生成AIの内容が反映される影響が非常に高いです。
文部科学省が発表した内容によりますと、2026年度から主に高校1年生が扱う教科書を対象として英語以外に生成AIが取り入れられるという内容です。
仕組みや利便性だけでなく、偽りや誤った情報の拡散といったリスクに関する説明も多くリテラシー育成を意識していると考えられます。
確かに、生成AIを使って調べたり作成したりするのはよいですが結構、調べる側と違う回答がきたりします。
おそらく教科書にはプロンプトという言葉も出てくるでしょう。
例えば、生成AIと著作者の権利関係はどうなっていくのかとかです。自分が創作した著作物がAIに学習されるのって著作者はどう感じるんだろうとか記載されているようです。
生成AIを使う部分もですが権利的なところが大きく課題として取り上げられることになると思います。
メリットやデメリットについて
メリットとしては、生徒の理解度に応じた説明が提供されるのかなぁと思います。
さらに、AIが要点を整理し、時間を有効に活用できる理由といいった学習の効率化ですね。
デメリットとしては、AIの情報の正確性の問題つまり、誤情報を生成するリスクがあるとか、AIに依存しすぎて、自分で考える力が弱まる、生徒の思考力低下の懸念。
さらには、プライバシーやセキュリティの問題とかが考えられます。
文科省が語るリテラシー育成とは
文部科学省は、AIの仕組みを理解して欲しいため、どのように情報が生成されるか?
AIが出力する情報の正確性を確認してもらいたい、AIの利用に伴う著作権やプライバシーの問題など生徒に考えてもらいたいのではないでしょうか。
今後の高校での教育について
教師がAIを活用して授業を進め、生徒はAIを利用しながら自ら考え学力を育むという生徒の主体的な学びの促進に繋がります。
教育全体の方針の見直しにも繋がるのではないかと私は思います。
まとめ
生成AIの高校教科書への導入は、教育の新たな可能性を広げる一方で、慎重な運用や教え方が求められます。
文部科学省とのリテラシー教育と組み合わせることで、AIを活用しながら、より良い学習環境を整えるのが教育者には求められると思います。
正直いって今の時代の学生は羨ましいですね。プログラムを授業で教わり、さらには生成AIまでとはIT社会がどれだけ世の中の需要を占めているのかよくわかります。
本当に今の学生がITに取り組めば、情報通信業以外でもITの革命がおきるかもしれません。
今後の高校教育がどのように進化していくのか?また、小学中学の教育の進化にも注目していきたいと思います。
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