沖縄尚学が夏初の甲子園でベスト4へ進出した。新垣兄弟や末吉選手と大活躍です。
そんな沖縄尚学の野球以外の部活や卒業後の就職先、過去の栄光や甲子園での宿泊先、遠征費について調べてみました。皆さんも一緒のご覧ください。
沖縄尚学とは
沖縄尚学は、高等学校と付属中学があり、沖縄県那覇市国場にあります。
国場といとってもわかりにくので、隣に沖縄大学があります。

久茂地や美栄橋、那覇国際通り商店街が那覇市の繁華街です。少し離れいますが、周囲にはスーパーや食堂、文化財などがある歴史あふれる場所で訪れる人は多いです。
学校紹介としては、世界を舞台に沖縄尚学の教育です。
1983年に創設されております。沖縄には数多くの米軍基地があり、日米関係では色々と問題はありますが沖縄にとっては、海外の方々が近くにいるということで英語が主に高校でも学業として本格的にとりくまれております。
まさに、沖縄尚学が掲げる、グローバルに活躍できる人材の育成ができるのではないでしょうか。
高校のコースとしては、難関大・国立大医学科コース、尚学パイオニアコース(理系、文系)、尚学チャレンジャーコース(理系、文系)国際文化学科コース、尚学パイオニアコース(旧体育コース)とあります。
高校2年になるとコースが少し変わり、高校3年生では、より目標に近い具体的なコースとなります。
2025年度は国立大学合格者が187名(現役163名)、私立大学難関大が119名(現役100名)と進学学校であることがわかります。
2023年度データですが、英語検定準1級以上が93名(達成率8%)2級以上は496名(達成率46%)
英語が身近にある学校です。いかに英語検定が難関であるかわかります。
沖縄伝統的文化空手では2023年度データですが619名の黒帯資格者が出ております。沖縄尚学の生徒数は推定1055人ですから約半分以上の生徒が黒帯資格を取得しているということです。
全国見ても高校でこの取得率は存在しません。
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野球以外の部活について
野球部以外で記載します。
空手道部、サッカー部、硬式テニス部、男子女子バスケット部、男子女子バレーボール、男子女子バドミントン部、卓球部、柔道部、剣道部、長刀部、陸上部、水泳部、チアダンス部です。
文化部では、英語スピーチ部を始め18の部活動があります。
私が注目したのは、卓球部と長刀部、そして文化部の地球研究部、郷土芸能部、島くぅとぅばクラブです。
それぞれ調べてみました。
卓球部ですね。これは知らない人はいないと思いますが琉球アスティーダですね。沖縄初のプロ卓球の団体です。
沖縄から世界へというキャッチフレーズで、有名な張本選手が所属しております。
沖縄から世界への卓球です。

長刀部ってなんだろう?
なぎなたですね。沖縄でも有名なスポーツです。

ここにも琉球アスティーダが。
地球研究部は、琉球大学で主流なようです。地球環境問題を人類共通の課題と認識し、現在、亜熱帯地域で起こっている地学現象の解明や海洋域での調査とちょっと難しい部活のようです。
郷土芸能部は、沖縄の歴史と文化を知るということが主体のようです。
島くぅとぅばクラブは、名称的に方言で、沖縄本島中南部です。那覇市、糸満、豊見城、南城、南風原、読谷という地域のようです。沖縄の文化を大切にするってことのようです。
このようみ見ますと沖縄っていいですよね。本当になんくるないさぁーって気持ちです。
2年間首里の石嶺というところに住んでましたが、最初は文化の違いで苦しみましたがある程度
沖縄文化が理解できると本当に住みやすいところです。
卒業後の就職先について
卒業後の就職先としては、最も多いのが地元沖縄の企業や官公庁(自衛隊、警察、海上保安庁、市役所、税務署、国土交通省など)と医療機関などがあるようです。
しかし、沖縄尚学は大学進学率が最も多いので就職というよりは、進学の方が多いようです。
過去の歴史や栄光
やはり過去の栄光として目立つのは野球です。
昭和37年夏に甲子園初出場をしております。
それから時をえて、平成11年に茨城水戸商に勝利し初優勝しております。
その後、平成20年春に優勝、その後の最高成績は準々決勝です。
情報によりますと、沖縄尚学は、夏の甲子園初のベスト4です。
歴史に残る試合でしょうね、

おそらく、打ち合いになると思います。
宿泊先や遠征費
さて、沖縄尚学が結論としては、確定的な情報はありませんでした。
ネット情報ですが第95回大会で宿泊先のようですが確定的ではありませんので推測とします。
基本的には、宿泊先は通常、日本高校野球連盟が手配する宿泊施設になるようです。
具体的にどこになるかは、大会ごとに異なりますが
読売新聞オンラインによると
過去には「かぎや旅館」や「夕立荘」といった旅館が利用されていたそうです。
遠征費について
調べたところによりますと、責任教師1名、監督1名、ベンチ入り選手20名までは、主催の朝日新聞社が旅費と滞在費を支援するそうです。(日本高等学校野球連盟規定)
最新の情報によりますと次のとおりです。
13.出場選手の旅費、滞在費補助規定
全国大会 1校22人(選手20人、責任教師1人、監督1人)を限度とし、次の通り旅費と滞在費補助を支給する。(1)旅費は代表校の所在地から大阪までの往復普通乗車運賃(新幹線、特急、急行料金を含む)、船舶利用の場合は普通二等の乗船運賃を支給する。ただし、沖縄、南北北海道代表校は航空運賃を支給する。(2)滞在費は別に定める起算日から、最終試合までの日数に対し、別に定める金額を補助する。(3)前年度優勝校が全国大会に出場できなかった場合、優勝旗を返還する主将と同伴の責任教師に、規定による旅費、滞在費と滞在雑費(1人1日2,000円)を支給する。
この「(2)滞在費は別に定める起算日から、最終試合までの日数に対し、別に定める金額を補助する。」が沖縄尚学に該当しますが、
詳細は分かりませんでした。
ということで私が推測で計上しました。
飛行機代:沖縄から神戸までの飛行機代片道JALで12,000円です。往復24,000円
宿泊費は、兵庫や大阪ですから万博ですよね。どんなに安くても一人、5,000円(食事は不明)。
単純に、移動費:24,000円×22人=528,000円+現地からのバス等移動費100,000円=628,000円
宿泊費:1泊5,000円×22人×最大滞在25日=2,530,000円
他食事代等:1人3,000円×22人×最大滞在25=1,650,000円
合計:4,808,000円
こういう記事を発見しました。



現地へ応援に来る方々を含め、支援パッとくるからわかることは、1,000万は必要ということがわかります。
この際ですから、是非次節の山梨学園に勝って優勝してもらいたいです。
まとめ
沖縄尚学は、那覇市繁華街から少し離れたところに位置し、沖縄大学の隣にあり、学校は、世界を舞台に沖縄尚学の教育。文武両道。
主には進学校だが、就職先は地元企業や官公庁、医療関係がある。
過去の歴史や栄光としては、夏の甲子園での優勝はない、初の準決勝進出。
宿泊先は、正確な情報はありません。
遠征費は、責任教師1名、監督1名、ベンチ入り選手20名までは、主催の朝日新聞社が旅費と滞在費を支援するそうです。(日本高等学校野球連盟規定)
決勝までは、合計約490万の滞在費が必要。
推測ですが、応援に来る人まで考慮すると約1,000万必要。
どうでしょう。甲子園の話題と少しずれましたが、沖縄尚学のことが少しわかったのではと思います。
びっくりするのは、やはり滞在費ですね。
ただ、クラウドファンディングをはじめ、たくさんの方々に支えられているということがわかりました。
これは、沖縄尚学に限ったことではないです。他の甲子園に出場する県代表も同じと考えます。
是非、沖縄尚学には山梨学園に勝利してもらい、決勝でも優勝して沖縄に深紅の初夏優勝旗を持って帰ってもらいたいです。
最後までご覧いただきありがとうございます。
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