日大三高はどこ?歴史や野球部の進路、部活や生徒数、学費などについて調べてみた

スポーツ

第107回全国高等学校野球選手権大会(甲子園)で県岐阜商を4対2で破り、14年ぶりの決勝戦へ進出した。決勝は、沖縄尚学の新垣投手のスライダーに苦しみ、3対1で惜しくも準優勝。そこで日大三高はどこ?という疑問が話題となっているので日大三高はどこにあるのか、歴史や野球部の進路、部活や生徒数、学費などについて深堀してみました。

日大三高とは

東京都町田市にある、私立学校です。

中高一貫の学校です。

正式名称は、日本大学第三高等学校です。

andy
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深堀してみました。
日本大学第一高等学校
東京都墨田区横綱
日本大学第二高等学校
東京都杉並区
第一から第三までは日本大学の
付属校のようです。

教育目標としては、日本大学の目的にあった使命に基づき、平和的な国家社会の形成者として、真理を愛し、個人の価値を尊び、功労と責任を重んじ、自主的精神に充ちた心身ともに健康で教育高い人材を育成するという内容です。

創立から変わらない、建学の精神とありました。

明確に正義を貫く強い意志「明 正 強」が教育の基本方針だそうです。

教育目標以外に実践目標というのもあります。

教育三本柱として、勉強、行事、部活です。

文武両道+徳育ですね。

おそらく、日大第三は、教育目標として勉強・行事・部活動の三本柱ですので、

知・徳・体のバランスを育む教育を実践していることがわかります。

私の知る高校では文武両道というのはありますが文武両道+徳育はないですね。

どこの学校も大事にしていることでしょうけど、はっきり勉強+部活動+行事を目標にしていると記載している高校は初めて聞きました。

引用:https://www.nichidai3.ed.jp/about/facilities/

中央がサッカー兼総合グランド、野球場、左がテニス、右上がおそらくゴルフ、校内には、ファミリーマートやサンカフェがある。なんてすばらしい学校生活なんでしょう。

学費とか高い可能性ありますが、生徒さんは有意義に過ごしているのが想像できます。

歴史

校の歴史は古く、明治24年に高等商業予備校として開設しております。

昭和21年に日本大学より経営上独立し、財団法人日本第三学園となる。

姉妹校とはいえ、独立してたのはびっくりです。

引用:https://note.com/kuroda0805/n/nf9b7479b4597

独立から二年後の昭和23年に現在の日本大学第三高等学校を開校し、併設していた中学校も名称変更。

昭和62年に男女共学に、その後中学も共学となる。

andy
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最初は、男子だけだったようです。

野球部の歴史

正式な創部は、1929年(昭和4年)。

甲子園には20回以上出場しているようです。

創部当初は、早稲田実業に1-25、0-10と大敗しておりましたが、練習メニューを変えるなどして力をつけ1938年に甲子園初出場し、1971年、夏の全国初制覇を達成しております。

2000年を過ぎると、その力が全国へ広がり、東京屈指の名門校へなりました。

プロへも多くの選手がなっているようです。

詳細がわかりましたら記事更新したいと思います。

野球部の進路

野球部だけではないですが、進学多いのは事実です。

それでは、野球部の進学先として多いのはどのようなところか見てみましょう。

2025年春時点での進学先です。
城西大学、大正大学、日本大学、上武大学、帝京大学、関東学院大学、国士館大学などがあります。

2024年、大正大学、日本大学、立正大学、桜美林大学、城西大学、関東学院大学、早稲田大学、筑波大学などあります。この年は桜美林大学に4名の選手が進学しております。

2023年、日本大学、法政大学、日本体育大学、大正大学、桜美林大学、帝京大学、早稲田大学、国士館大学などあります。

引用:https://mainichi.jp/articles/20230815/ddl/k13/050/001000c

日本大学が目立ちますね。調べたところでは、姉妹校(独立校です)ということで、ストレートにいけば親法人の日本大学へ進学する生徒さんが多いようです。

私が注目したのは、桜美林大学です。以前、大学に女子サッカーを見に行ったことがあります。校内を見学しましたが、スポーツをするための施設(グランドとか)が整備されておりました。場所の関係上野球は校内外にありましたが、まさにスポーツ大学といえるでしょう。

部活について

こちらも沖縄尚学同様、運動部と文化部があります。

まずは、運動部からです。野球、水泳、陸上、テニス、卓球部、バスケットボール部、バレー部、スキー部、剣道部、柔道部、サッカー部、アメリカンフットボール部、バドミントン部、ダンス部、ウエイトトレーニング同好会と結構多いです。

引用:https://vk.sportsbull.jp/koshien/articles/AST8P1C8RT8PPTQP001M.html

私はサッカー好きなので注目は、サッカー部なんですが別途記事は書きます。ウエイトトレーニング同好会が気になりますね。調べましたが詳しい情報はわかりませんでした。

文化部です。

特徴は、全ての部活で、中高の男女が一緒に活動しているというところです。

物理部、化学部、生物部、ESS(英語部)、文芸部、写真部、吹奏学部、絵画工芸部、広報部、放送部、茶道華道部、演劇部、鉄道研究部、園芸部、書道同好会です。

私が気になるのは、演劇部です。

情報によりますと、演劇部は、中高一緒に活動し、脚本を1から作り、脚本を書く人、照明や音響を考える人、衣装、大道具、小道具、チラシ、ポスターと部員全員で役割分担をしております。

演劇部の大会実績は、2024年8月日大大会で創作脚本賞受賞、多摩地区春フェスで優秀賞受賞、2022年高校演劇部として全国大会出場し演劇部門生徒部門委員として貢献、日大大会で創作脚本賞受賞、多摩地区奨励賞、と数々の受賞をしております。

引用:https://www.nichidai3.ed.jp/life/club/drama/

もしかしたら日大第三校出身の俳優のいるのでは、いました。

引用:https://www.nichidai3.ed.jp/life/club/drama/

声優、俳優歌手で活躍する森久保祥太郎(もりくぼしょうたろう)。

劇団「アマヤドリ」で俳優の相葉るか(あいばるか)。やはりいましたね。

andy
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深堀、有名人では
Dr.コパ
ショー・コスギ
根津甚八

高校から俳優ではなく大学へ進学してからの俳優業が多いようです。

なんか文化的なところは甲子園決勝で戦う沖縄尚学と似てますね。

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生徒数や学費

生徒数は、全校で約2,000人。

日大三高は、生徒と先生の距離感が近く、コミュニケーションがとりやすい環境と言われております。

ちなみに日本で一番生徒が多い高校は、通信制のN高で300万人という噂があります。比較したらいけませんね。(笑)

引用:https://kanagaku.com/archives/27991

全国的な私立高校の全校生徒数平均は、約1,050人のようなので約2倍の生徒が日大三高にいるということです。

学費は、1年時:入学金270,000円、授業料480,000円、施設整備費129,600円、教育充実費180,000円、2年時からは入学金を除いた額です。
合計約252万円です。

私の子供は、鹿児島で私立です。3年間で合計約180万くらいですのでやや高いくらいかなと思います。しかし、日大三高の施設や設備、学校の充実さでいいますと普通なのかもしれません。

まとめ

日大三高は東京都町田市にある私立高校で中高一貫。

歴史は古く、明治24年設立、男子校から共学となっている。

野球部の進路は、進学が主で日本大学や桜美林大へ進学している。

部活は、運動部は野球部をはじめ、15の部活があり、文化部では、演劇部をはじめ、15の部活がある。有名人では、Dr・コパ、ショー・コスギ、根津甚八がいて、演劇部が注目されている。

生徒数は、約2,000人、学費は、約252万です。

そんな日大三高は、8月23日に沖縄尚学と甲子園で決勝戦を戦います。

九州の私としては複雑な気持ちですが、高校三年生にとっては最後の甲子園です。

甲子園では、準優勝で悔しい姿を目にしましたが、全国高校野球の第2位です。胸を張って東京町田市へ戻り、是非町田市を先頭に市民全員で日大三高の選手に大きな拍手を送ってもらいたいと思います。

最後までご覧いただきありがとうございます。

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