今、NHK連続ドラマで話題のあんぱんの脚本家中園ミホさんアンパンマンのやなせさんと文通を行っていてかなり深い縁のようです。
やなせ夫婦への思いがどんなものだったのか、出身地や高校、夫にドラマ化された作品などについてまとめてみました。
中園ミホさんのプロフィール
本名 中園 美保(なかぞのみほ)
生年月日 1959年7月16日
出身地 東京都中野区
高校 日本大学第二高等学校
大学 日本学芸部学部放送学科
職業 脚本家
ご両親は九州出身だそうです。10歳で父を亡くし、19歳で母を亡くし、その後、母が大学進学のためにと、残してくれたお金で大学進学卒業されたそうです。
調べてみるとどうやら父はお酒が大好きだったようです。朝日新聞社で仕事をするフリーカメラマンでしたが、社員さんともめたのでしょうか?辞めてほぼ無職状態だったみたいですね。
母が仕事を行い家計を支えていたようです。
ちょっと境遇は違いますが近所に父を10歳くらいで亡くして母親一人で子供を育てている家庭があります。子供さん寂しかったのかもしれませんがそんなことは少しも感じさせませんでした。
現在は、身長も大きくなり立派な高校生になってます。
母の強さを感じます。
中園ミホさんの作品
1988年ドラマ「ニュータウン仮分署」デビュー
途中未婚のままお子様を出産し脚本家を休む
1995年ドラマ「For You」復帰作品
この作品ですが、主演の中山美穂さんが未婚の母親を演じております。
これは、中園さん自身の経験が反映されているようです。
その後は、「やまとなでしこ」「スタアの恋」「anego(アネゴ)」「ハケンの品格」「Doctor-X外科医・大門美智子」NHK連ドラ「花子とアン」大河ドラマ「西郷どん」そしてNHK連ドラ「あんぱん」
ドラマやまとなでしこは金持ちにしか興味が持てないスチュワーデスと過去の失恋から立ち直れない元数学者の鮮魚店での恋を描いたラブストーリーです。松島菜々子さんと堤真一さんが出演してます。
当時は、最後まで一生懸命松島さんをおっかける堤さんの姿が素直に心惹かれました。
推測ですが、NHK連ドラ「あんぱん」の出演者選定に中園さんも加わっていたのではと。
なぜならドラマやまとなでしこで松島菜々子さんが出演していますね。
まぁ偶然かもしれませんが。
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やなせさんとの関係性
10歳のときに、亡くなった母がやなせたかしさんの詩集をプレゼントしたそうです。
その詩集にあった、「たったひとりで生まれてきてたったひとりで死んでいく人、人間なんてさびしいね 人間なんておかしいね」という言葉を見つけ、皆同じと救われた気持ちになったことをやなせさんに手紙を送り、15歳までやなせさんと文通しておりました。
10歳でこのような行動ができるとは、私と比べたらいけませんが、観察力と行動力に優れていると感じます。
その手紙はいまでも読み返しているそうです。
あんぱんとやなせ夫婦への思い
中園ミホさんは、子供の頃よく詩を書いていたそうです。その影響はやはりやなせさんのです。
文通がきっかけで音楽会にも招待されるようになったそうです。
音楽会では、当時の中園ミホさんが心配だったのでしょう。「お腹すいてませんか?」「元気ですか?」と声をかけてくださり、優しいおじさんという印象が強かったみたいです。
文通が途切れた後に19歳の時に街でばったりやなせさんへお会いして母の病気のことを明かし、やなせさんが中園ミホさんの母へ電話かけて励ましてくれたそうです。
その詩集にあった、「たったひとりで生まれてきてたったひとりで死んでいく人、人間なんてさびしいね 人間なんておかしいね」という言葉が当時父を亡くした中園ミホさんを「父もやなせさんの詩と同じなんだな」と悲しみから救われたそうです。
後にこの言葉はドラマあんぱんの中で屋村草吉(阿部サダヲ)が崇に言ったセリフとなります。
やなせさんが迷ったり落ち込んだりしていたときに、元気づけてくれた、自分の人生を変えても支えたのが妻暢さんの存在だそうです。
やなせさんから聞いたのかもしれません。妻暢さんがいたからこそやなせさんのアンパンマンが生まれたのではないかとも言われております。
まとめ
今回は、中園ミホさんについて調べてみました。中園ミホさんの幼少期ややなせさんとの出会いなど深くわかりました。そして、脚本家として歩み出してもやなせさんの文通を何度も見直し、執筆を元気づけてくれているのではと思います。
もし、NHKから朝ドラの依頼でやなせ夫婦について描くことが実現されなかったらこの記事の内容もなかったかもしれません。
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