歌舞伎俳優の中村橋之助さん(29)と、元乃木坂46のメンバーで女優の能條愛未(31)が10日、東京・ホテルニューオータニで婚約会見を行い、詰めかけた報道陣へ“粋”なプレゼントを贈ったようです。
そこでプレゼントされたのが、和菓子の老舗「萬年堂」のまんじゅう。パッケージには、守札を入れた「筒守」を交差させた成駒屋祇園守紋があしらわれているものが送られた。
そこで気になり、中村橋之助が報道陣へ粋なプレゼント!萬年堂やまんじゅう札、筒守ってなんだろうと思い調べてみました。
中村橋之助さんのプロフィール
生年月日:1995年12月26日(2025年現在29歳)
本名:中村国生(なかむらくにお)
屋号:成駒屋(なりこまや)
定紋:祇園守(ぎおんまもり)
中村橋之助さんの父は、八代目中村芝翫さん、母は、女優の三田寛子さん、弟は三代目中村福之助さん、四代目中村歌之助さんで、三兄弟そろって歌舞伎俳優として活躍しております。
芸歴は、2000年9月、歌舞伎座で初代中村国生を名乗り初舞台でデビューしております。
2016年10月に四代目中村橋之助を襲名し、本格的に歌舞伎の道へ進みます。
中村橋之助さんが報道陣へ粋なプレゼントとは
中村橋之助さんと能篠愛末さんの婚約会見で、報道陣へお土産として用意されたのが、和菓子の老舗「萬生堂」のまんじゅうでした。
このプレゼントが「粋」だと評価された理由なんですが、単に美味しいというだけでなく、パッケージに成駒屋の定紋である「祇園守紋」が特別にあしらわれていたことのようです。
歌舞伎役者の「家紋」は、その家の歴史や格式、芸に対する想いを象徴する大切なマークです。
私の家にも家紋あります。歌舞伎役者ほどではありませんが、我が家の家紋として大事にしております。
歌舞伎界では、この家紋を入れた品を贈ることは、門出の喜びを分かち合うとともに、今後とも変わらぬ指導や応援をお願いしたいとう気持ちが強く表れているのではと思います。

成駒屋ならではの礼儀と心遣いが込められていたと言えるでしょう。
特に、祇園守紋は「守り」や「災難除け」の意味合いを持つことから、お二人の新しい門出と、幸せが末永く続くようにという願いが込められた、大変縁起の良いプレゼントです。
中村橋之助さんがプレゼントした萬年堂は
中村橋之助さんが選んだ「萬年堂」は、東京を代表する和菓子の老舗の一つです。
萬年堂の老舗としての歴史は、江戸時代から続く長い歴史を持つ和菓子司です。
特徴としては、伝統的な製法を守りつつ、季節の移ろいや日本の美意識を感じさせる繊細な和菓子を作り続けているようです。
歌舞伎との縁ですが、歌舞伎俳優は、公演の際などに楽屋見舞いやお礼の品として老舗の和菓子を選ぶことが多く、萬年堂も歌舞伎界とは深い縁があるお店の一つです。
代表的な商品として、今回プレゼントされた「まんじゅう」の詳細は不明ですが、萬年堂には、お日持ちのする餡子を用いたお菓子など、贈答品に適した品が数多くあります。
中村橋之助さんがプレゼントしたまんじゅう札は
ご挨拶と感謝の表明として、報道陣に対し、正式な婚約のご報告と、日頃の応援・指導への感謝を伝える名刺代わりの役割を果たしているようです。
そして、演技のいい贈り物として、家紋を入れることで、品物にも格が加わります。

特に祇園守紋は災難除けの「守り」の意味合いが強く表現されており、お二人の門出の「お守り」となる願いが込められているそうです。
粋な洒落た老舗の美味(まんじゅう)と、成駒屋の伝統(札を象徴する家紋)を組み合わせたことは、お二人の成駒屋の品格とユーモアが感じられる「粋な洒落」と言ってもいいのではないかなと感じております。
中村橋之助さんさんがプレゼントした筒守は
成駒屋の定紋「祇園守紋」を構成する主要なモチーフが、「筒守」です。
筒守の意味と役割
筒守とは、厄除けや招福を願う「守礼」や「護符」を納めるために、筒状に巻いた紙や布の袋のことです。
古くから災難除けのお守りとして大切にされてきたようです。
守りはですが、祇園守紋の図案は、この「筒守」を交差させた形状をしております。
この紋には深い意味が2つの込められているそうです。
1つ目は、災難除けや厄除けです。紋のルーツは、京都の八坂神社(祇園杜)が授与していたお守り「祇園守」を図案化したもだそうです。

八坂神社は古くから疫病退散(えきびょうたいさん)の信仰を集めていたため、この紋には疫病(えきびょう)や災難から身を守るという強い願いが込められております。
2つ目は、成駒屋の歴史と決意があるようです。
成駒屋の初代・中村歌右衛門が祇園杜にお参りし、芸道での大成を願ったことから定紋になったと伝わります。
この紋を用いることは、芸道を極め、家を守り抜くという役者一家の強い決意の表明でもあると言われております。
中村橋之助さんご自身の婚約会見という場で、お祝いの品として単に家紋を見せるだけでなく、筒守(災難除け)のモチーフを選んだことに、心意気が現れているのかって感じます。
そしてなにより、筒守に象徴される守りの願いがこめられた、このプレゼントは、歌舞伎化俳優
中村橋之助さんの伝統に対する敬意と門出の喜びを分かち合う、まさに誠実さが伝わる、感動的な贈り物になったのではないかと推測します。
中村橋之助さんのまとめ
中村橋之助さんが報道陣へ粋なプレゼントは、和菓子の老舗「萬生堂」のまんじゅうでした。
そして、単に美味しいというだけでなく、パッケージに成駒屋の定紋である「祇園守紋」が特別にあしらわれていたことのようです。
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萬年堂は、「萬年堂」は、東京を代表する和菓子の老舗の一つであり、歴史は、江戸時代から続く長い歴史を持つ和菓子司です。
まんじゅう札は、ご挨拶と感謝の表明として、報道陣に対し、正式な婚約のご報告と、日頃の応援・指導への感謝を伝える名刺代わりの役割を果たしているようです。
筒守は、厄除けや招福を願う「守礼」や「護符」を納めるために、筒状に巻いた紙や布の袋のことであり、古くから災難除けのお守りとして大切にされてきたようです。
総合的に推測されることですが、このプレゼントは、歌舞伎化俳優中村橋之助さんの伝統に対する敬意と門出の喜びを分かち合う、まさに誠実さが伝わる、感動的な贈り物になったのではないかと思います。
いかがでしたでしょうか。
中村橋之助さんや日本の伝統文化について少しは判明したのではないかと感じます。
機会があれば、歌舞伎についての記事も掲載したかなって思います。
中村橋之助さんのご夫婦しての門出をお祝いし、今後の活躍を期待し、歌舞伎にさらに注目しながら、
中村橋之助さんを応援したいと思います。
最後までご覧いただきありがとうございます。


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